伊藤 礼「こぐこぐ自転車」

新刊の「ぎこぎこ自転車」を買いに行って、隣に並んでいた「本書」も購入。2冊同時に読み始め、本書を先に読了。定年(67歳?)の少し前に自転車に目覚め、数年の間に6台の自転車を所有。定年後の暇に任せて近場サイクリングから全国各地のツーリングまで自由に軽快に走りまくる。1日に数十キロを走ることができて、しかも折りたためば手荷物として鉄道にも、飛行機にも積んでいける。自転車って、こんなに自由な乗り物だったのかという発見がある。古希を過ぎたおじいさんとは思えない、軽快でひょうきんな語り口で、スイスイ読める。こんなシルバーになれたらいいなと思う。この本の影響で、ただいま自転車購入を密かに検討中。