2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ポークパイを買う。

帽子好きである。先日、「ポークパイ」というスタイルの帽子を買った。このところハンチングばかり買っているので、ハットは久しぶり。持っている帽子を数えてみると、40個ぐらいある。ランニング用のキャップだけで10個余り。ハットが10個。ハンチン…

桜庭一樹『「伏」贋作・里見八犬伝』

2日で読了。退屈しなかったが、もの足りない。 NHKBSの「週刊ブックレビュー」の特集コーナーで紹介されていた作品。江戸の町に「伏」と呼ばれる化物が出没し、残虐の限りをつくし、江戸の人々を悩ませていた。伏の首には賞金がかけられている。そこに剣術…

曽野綾子「老いの才覚」

「老い」「老後」「高齢者」などの言葉に敏感になっているこの頃。自分自身が年をとってきて、そして親が後期高齢者になって認知症とか介護の問題に直面しているせいだろう。新書で、この手の本をあまり買う気はしないのだが、タイトルの「老い」と「才覚」…

チャールズ・マケイン「猛き海狼」

冬休みのエンターテインメント第2弾。海戦小説という大好きなカテゴリーがあるのだが、なかなか新作が出てこないのが悩み。作家としてはダグラス・リーマン等がいるのだが、高齢のせいか、新作が出てこない。本書は、久々の海戦小説として期待した。有名な…

角幡唯介「空白の5マイル」

シロクマさんのオススメで購入。秘境探検ドキュメンタリーは好きなジャンルだが、21世紀のいま、世界中の秘境は踏破されつくしているからだろうか、読むのは、もっぱら19世紀から20世紀にかけての秘境探検の話。本書は、2009年という、ごく最近の探検…

スティーブン・ハンター「蘇るスナイパー」

冬休みの読書は、エンターテインメントに徹した2作品。こたつに入ってお酒を飲みながら、大好きなジャンルの小説(主として冒険&軍事&SF)を読むのは至福の時間。1作目は、久々の「スナイパー物」。著者は、スティーブン・ハンター。主人公は、元海兵隊の…

元旦の雪

正月早々、こわい思いをした。元旦、明石と三田の実家に帰った時のこと。天気予報では、前日の大晦日から強い寒波が日本列島を覆い、近畿地方の南部でも積雪があるかもしれないとの予測がされていた。雪が降るとやっかいだ。しかし、年が明けて、外を見ると…