2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「大阪マラソン 応援Tips」

「いよいよ大阪マラソン。知人・友人の何人かが「応援にいくよ」と言ってくれています。本当にありがとうございます。とてもうれしいです。知人・友人の応援に行くという人も少なくないと思います。しかし、今回のような規模の大きな市民マラソンになると、…

指南役「テレビは余命7年」

この本はテレビの危機を描いた本である。いわば「警告の書」である。なのに面白い。面白いといってしまっては不謹慎かもしれないが、ぐいぐい引き込まれて読んでしまう。面白さの理由は、僕たちがよく知っていると思い込んでいたテレビの世界の、知らなかっ…

明智憲三郎「本能寺の変 四二七年目の真実」

こんな面白い本が2年以上も前に出版されていて知らなかったとは…。まず著者の経歴が面白い。本能寺の変、山崎の合戦の後、秀吉の残党狩りを生き延びた光秀の子、於寉丸(おづるまる)の子孫であり、情報システム会社の役員を務める、理工系の方である。著者…

佐藤尚之『明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法』

著者とは過去に何度か仕事を一緒にしたことがあり、現在も自分が勤める会社が一緒に仕事をさせていただいている。それにしても、ここ2年ほどの著者の活躍はただごとではない。鳩山首相との会食に始まり、震災以降の八面六臂の奮闘ぶりはソーシャルメディアの…

池澤夏樹「春を恨んだりしないーー震災をめぐって考えたこと」

120頁ほどの薄い本。小説家が震災や原発について書いた本が読みたいと思った。報道の言葉ではなく、ジャーナリストの言葉でもなく、小説家の言葉で、今度の震災を語って欲しかった。被災地の光景や空気、匂い、音、人々を描写してほしかった。著者は詩人で、…