2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

藤森克彦「単身急増社会の衝撃」

本が読めない。 暑いのと、仕事が忙しいのとで、読書が進まない。こんな時はサクサク読めるミステリーか、ハイテク軍事スリラーか、時代小説を読むのがいちばんなのだが…。憂鬱なテーマの本書、読了まで1週間以上も費やしてしまった。 「無縁社会」=「単身…

デイブ・カリン「コロンバイン銃乱射事件の真実」

1999年4月20日コロラド州ジェファーソン郡コロンバイン高校で起きた事件を描いたドキュメンタリーである。同高校の生徒であったエリック・ハリスとディラン・クレボルドが13人を殺害し、24人に重軽傷を負わせた。この事件に関する報道は多く目にしたし、映画…

釈徹宗 内田樹 名越康文「現代人の祈り」呪いと祝い

前回読んだ内田・釈コンビの「現代霊性論」に続く対談集。今回は精神科医の名越康文が加わっている。前回の「現代霊性論」も売れているようで書店によっては平積みされている店もあるほど。宗教をテーマにした本が売れているのだろうか?本書は「呪い」と「…