2013-10-18から1日間の記事一覧

鈴木敏夫「ジブリの哲学 〜変わるものと変わらないもの〜」

またまたジブリ関連。本書を読んで、鈴木敏夫という人物について、わかったと思ったことがある。彼は「プロデューサー」というよりは「編集者」ではないか」ということ。本書の中で面白いのは、宮崎駿について書いた文章。それ以外の文章は、ロジカルで明快…

大田俊寛「オウム真理教の精神史  ロマン主義・全体主義・原理主義」

夏の間、読書日記が書けなかった理由の、もう一つが本書。本書を読んだ直後に、著者による、ほぼ同じテーマの新刊「現代オカルトの根源:霊性進化論の光と闇」が出版され、こちらのほうも合わせて読むことにした。この日記を始めて以来、最長の感想。うまく感…