腕時計ナノ!

ひと目見て、時計になる!
サイズがどんどん小さくなっていくと、ある段階でまったく別のフェイズに飛び込んでいく。新しいナノは、そんなことを感じさせる小ささだ。シャッフルは、さらに小さいがディスプレイを持たないぶんインパクトがない。このボディに、このサイズのディスプレイ、この薄さ。思わず「時計だっ」とひらめいた。サイズとカタチが、この製品のカテゴリーをオーディオから腕時計にシフトしてしまうのだ。裏面のクリップも時計のベルトを通せる構造だ。それにしても残念なのはBluetoothを搭載していないこと。Bluetoothなら、時計として身に着けながら、そのままで音楽が聴ける。Nike Plusだって使えるのに…。時計からヘッドホンコードが出ているのはスマートではない。nano用に様々なデザインの時計アプリをAppStoreで売り出せば、けっこう売れるんじゃないか。スイス製の高級機械式時計みたいなスケルトンデザインで超精密なメカが時を刻んでいく、みたいなデザインはどうだろう。しばらくはベルトを着けて時計として持ち歩くことにする。となるとカラーが失敗だ。黒かグラファイトにすべきだった。


P.S.:iWatch計画、その後
早速、時計のベルトをヨドバシカメラで購入して装着。まる一日時計として使用してみる。ベルトは、アウトドアウオッチ等で使われる「通しベルト」タイプを購入。幅20mmがジャスト。「通しベルト」は基本的にアウトドアっぽいベルトが多いので、iPodには似合わない。もう少し似合うベルトを探すつもり。

ベルト装着

Bluetoothアダプタ装着
しかし時計として使うには、幾つか欠点があることも判明。その①ずっと時計表示にできない。すぐにスリープモードに入ってしまう。時間を見ようとして、nanoを見る度に、画面がまっくらでは時計として失格。また、音楽を聴いていると、15秒ぐらいでジャケット表示になってしまう。その②バッテリー容量が少ない。時計モードで一日使っていると、20時ぐらいで、電池残量が20%ぐらいになってしまった。その③デジタルプレーヤと時計を併用できない。S社製のBluetoothアダプタを装着することはできるがあまりスマートではない。次期モデルではぜひ内蔵にしてほしい。

P.S.:iWatch計画、その後2
新しいnanoを見て、腕時計に使おうと考えた人は、世界中にいたようで、商品化も。ベルトだけでなく、ケースも含めて腕時計化というのがかなりごつくなるけどよさそう。個人的には文字盤のデザインもバリエーションが欲しいね。
http://www.cultofmac.com/geek-trend-the-ipod-nano-becomes-the-iwatch/59195