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高村薫「太陽を曳く馬」

2009年7月に購入して以来、いまだに読了できずにいる難攻不落小説。村上春樹の「1Q84」とセットで読むつもりで買ったのだが、文体との相性が悪いのか、なかなか読み進めないでいる。なぜ「1Q84」とセットかというと、どちらも新興宗教を題材としており、それはオウム真理教から来ている。さらに二人とも関西出身であり、阪神淡路大震災やオウムの事件に衝撃を受け、それ以降、作品づくりに大きな変化が現れるところも同じだ。1995年の地下鉄サリン事件が、14年後の2009年、期せずして二人の小説家によって描かれたこと。この2作に加え、篠田節子の「仮想儀礼」も読めば、何かわかることがあるのではないかという目論みであった。しかし「仮想儀礼」のほうも想像以上に読みにくく、止まっている。こちらのほうは読んでいる内に、とても憂鬱になってくるのだ。しかし、早くこの宿題を終えてすっきりしたいと思っている。