クリス・アンダーソン「フリー」

「無料」がキーワードであるらしい。著者は「ワイヤード」編集長。少し前に「ロングテール」という言葉を発信した人。無料の人気サービスが有料になった途端、利用者が離れてしまい、広告も売れなくなった…みたいな話は無数にある。無料/有料の壁を
多くのネットワークサービスが乗り越えられずに、消えていく。一部の有料会員の利用料で無料会員へのサービスもカバーするフリーミアムというアイデアもあるらしい。本書は、デジタルサービスの「究極の命題」に答をくれるだろうか?