ライフスタイル
2022年11月20日9時15分スタート(第2ウエーブ)天候:曇り一時雨。記録:5時間24分47秒(グロス)5時間24分41秒(ネット) ポートアイランドに向かう橋の上 2020年。もうマラソンに出るのを止めようかと思っていた。 2018年の神戸マラソンで完走した…
こんなに寒々とした映画だったのか。 Hさんがレビューを書いていたので、興味を持ち、Amazon Prime Videoで視聴。米国では2008年のリーマンショックにより多くの高齢者が自宅を失ったという。その多くが自家用車で寝泊まりしながら、仕事を求めて全米各地を…
春頃から急に。 今年の3月頃から、急に本が読めなくなった。症状はこんな感じ。読み始めて数ページも進まないうちに集中が途切れ、本を閉じてしまう。目は文章をたどり続けているのに数行過ぎてから意味が入ってこないことに気づく。それとすぐ眠たくなる・…
日本人の80%は自分の声が嫌い。 仕事柄、取材やインタビューなどで録音された自分の声を聴くことが時々あるが、そのたびに、ほとんど生理的と言ってもいいほど強い拒絶反応が起きる。「なんで自分の声は、こんなに薄っぺらで、フニャフニャしてて、貧相なん…
散々迷った挙句、「最後のクルマ選び」の決め手となったのはディーラーの近さとは。そして決めたのは、エコカーでもEVでもハイブリッド車でもなく、ましてやディーゼル車ですらない、オーソドックスなガソリンエンジン車。VW ゴルフ バリアント。クルマ選び…
人生最後に乗るクルマは、どんなクルマになるだろう。 子供はいない。当然、孫とかもいない。介護すべき親もこの世にいない。夫婦二人だけの老後。そんな生活にふさわしいクルマってどんなクルマだろう。基本は、毎日が休日で、毎日がプライベート。趣味や自…
面白すぎて、いっきに読了。痛快対談。 意外な組み合わせに興味をひかれて購入。上野は「おひとりさまの老後」「男おひとりさま道」「おひとりさまの最期」など、独居老人のリアルな老後を考察した「おひとりさま」シリーズを著した社会学者。彼女は、西洋的…
「ドローン」の次は「医療」かよ! 著者の高城剛にはいつも驚かされる。デジタルメディアのクリエイターとして活躍しているかと思ったら、突然、会社や財産をすべて処分して、世界中をLCCを駆使して移動する生活を送ったり、専用の炊飯器を持ち歩いて「発芽…
以前のエントリーで書いた「なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか」の著者による本。その後、著者の本を数冊読んだが、本書は、その中で最も面白かった著作である。「なぜ日本のフランスパンは〜」が、単なるグルメ本ではなく、食文化の変遷を通して…
このところ仕事の資料で洋菓子とパンの本ばかり読んでいるが、その中で出会った出色の一冊。昨今のパンブームを取り上げたグルメ本の類だと思って読み始めたが、本書に描かれているのは、パンの歴史だけではない。パンを含む食文化はもちろんのこと、生活、…
isii marikoさんのおすすめ。凄い本だ。ルポライターが脳梗塞になり、その体験を自ら言語化した本。同じような成り立ちの本で、脳科学者が自らの脳卒中体験を書いた、ジル・ボルト・テイラー「奇跡の脳」があって、そちらも大のおすすめ。著者は、家出少女、…
本書を読むきっかけになったのは、以前のエントリーでも紹介したNHKスペシャル「新・映像の世紀 第2集 グレートファミリー 新たなる支配者」。その中で紹介されたケインズの言葉。以下引用。 「今、 我々がそのただ中にいるグローバルで、かつ個人主義的な…
異色の火山学者。 著者は、このところ頻発する火山噴火のせいか、時々テレビで見る火山学の先生。最初に見た時は、赤い革ジャンとスキンヘッドという異色の風貌が印象に残った。いつも読む地震学の研究者とは違う視点を期待して購入。タイトルの「西日本大震…
2009年のエントリーで取り上げた「ぼくは猟師になった」の著者の2冊目。大学を出て猟師になった著者は、40歳になった。結婚して、子供もいるが、猟師としての生活はいまも続けている。11月から2月の猟期には、ワナをしかけて、イノシシ、シカを獲る。網猟で…
大型書店の店頭。その老人は、新刊コーナーの前で一冊の本を長い間読んでいた。老人の前に僕が買いたい本があったので、そばでしばらく待っていたが、老人が動く様子が無いので、他の本を探した。新刊コーナーの棚を一周回って戻ってきても、まだ老人は同じ…
「明日の広告」「明日のコミュニケーション」に続く「明日の〜」シリーズ第3弾。広告が効かない。生活者とのコミュニケーションがますます難しくなっている。マス広告の終焉…。広告業界の人間にとっては、この十数年は、敗北と撤退の連続である。どこまで落…
著者の本は3〜4冊目。以前に「ゼロからはじめる都市型狩猟採集生活」という著作を読んでいる。都市に暮らすホームレスたちの生活を取材して「今、自分が一文無しで都会に放り出されても、ちゃんと生きていく方法がある」ということを紹介した本である。著…
平川克美「『消費』をやめる 銭湯経済のすすめ」を補完してくれる、もう1冊。前回エントリーの「フルサトをつくる」が「場所」をめぐる話だったが、こちらは「仕事」をめぐる話。著者は「フルサトをつくる」の著者のひとりである伊藤洋志。今、世の中で理想…
前回のエントリーで書いた平川克美『「消費」をやめる 銭湯経済のすすめ』は、とても説得力がある強力な本だった。著者の主張は、ほぼ納得できたのだが「消費をやめる生活」のサンプルとして、提示された著者自身の生活(住居、喫茶店、仕事場、銭湯を結んだ…
春企画の新開さんに紹介してもらった。出るべくして出てきた本。タイトルの「『消費』をやめる」とは過激だ。僕たちは、物心ついてからずっと、自分たちが消費者であると教えられてきた。それを疑いもしなかった。そんな僕たちにとって「消費をやめる」とい…
「ヤンキーブーム」といえば、今はこちらを指すんだろうな。著者は博報堂ブランドデザイン 若者研究所のマーケティングアナリスト。2013年には消費しない若者たちの気質をとらえた「さとり世代」という著書を出版している。著者によると、かつての典型的な「…
「ヤンキー」が話題である。「マイルドヤンキー」とか言うらしい。とても気になるし、その議論に違和感を覚える。本書は2012年に出版された本だが、感想がうまく書けないでいた。現在の「ヤンキーブーム」のきっかけを作ったような本であり、再読してみた。…
ランニングについて多くの本が出版されているが、そのほとんどが入門本である。ランニングの効果や効用にはじまり、道具選び、練習方法、マラソン出場のノウハウなどが書かれている。これはこれで有用なのだが(すでに30冊以上購入)「人はなぜ走るのか」「…
Kindleで読みたかった。 「FREE」「ロングテール」に続く第3弾。Kindle版で読みたかったが、肝心のKindleが1月配達なので、紙の本を買う。Webやデジタルの世界で起きている潮流が、今度は製造業を変えていこうとしている。その変化を描いた本だ。ワクワク…
著者の関わる本が、ほぼ同時に3冊出た。スタジオ-Lの仕事ぶりをアドベンチャーゲーム形式で手法で紹介した「コミュニティデザインの仕事」。対談集「幸せに向うデザイン—共感とつながりで変えていく社会」。本書は、著者の執筆とNHK Eテレの番組「東北発☆未…
いま僕が最も信頼している論客、内田樹センセイの著書。出れば必ず買う著者の一人。昨年末に読了していたが、今回は、ちょっと気になることがあって、感想を書きあぐねているうちに、もう次の著書が出てしまった。(中沢新一との対談集「日本の文脈」)著者…
著者とは過去に何度か仕事を一緒にしたことがあり、現在も自分が勤める会社が一緒に仕事をさせていただいている。それにしても、ここ2年ほどの著者の活躍はただごとではない。鳩山首相との会食に始まり、震災以降の八面六臂の奮闘ぶりはソーシャルメディアの…
この本は「2回以上読まないといけない」と思った。 この本を最初に読んだ時は大きな衝撃を受けた。http://d.hatena.ne.jp/nightlander/20110513/1305261517自分が、この1〜2年考え続けている問題のヒントが、この本の中にあると思った。しかも大震災以降…
知人のtwitterのつぶやきで知り、「情熱大陸」でも紹介された話題の人。本が出ている。こんな風に急に話題になる人の本は、あっという間に書店でもネット書店でもあっと言う間に売り切れになるので、すぐ買いに行かねばと、打合せの帰りに茶屋町のマルゼン&…
デフレや不況でモノが売れなくなっている、というのは「お父さん」の世界の話。お父さんではない「女こども」の市場では、次々にヒットが生まれている。モノが売れないというのは、売る側の怠慢だ、という主張。例としてあげられているのが、IKEA、コストコ…