ビジネス

内田樹「街場のメディア論」

今年になって4冊目の内田樹の本。内田先生は、自分がいま一番信頼できると思っている論客の一人。いつもながら独自でありながら、しかも説得力のある論理展開でぐいぐいと読者を引っ張っていく。新聞やテレビなどのマスメディアが凋落しつつあると言われて…

iPadの使い方その3「 iPadな日々」

iPad、iPad、iPadである。ほんの2ヶ月前まで、ここまでブームになるとは思わなかった。国内発売から1ヶ月余りで、すでに数件の仕事の打診があり、プレゼンも行っている。iPhoneで提案していた企画が、ここへ来てiPad案件に急きょ方向修正。会社では一人1…

MOBILE ART LAB 「PhoneBook POPO and MOMO Ride!Ride!」

やられた! 最初にこのアイデアを聞いた時は、「やられた」と思った。そしてYouTubeでコンセプト映像を見て、感動した。紙の本とデジタルメディアが対立しあうのではなく、共存するという発想。携帯や情報端末は、どちらかというと人のコミュニケーションを…

隈研吾+三浦展「三低主義」

「シンプル族の反乱」の著者である三浦展と建築家 隈研吾の対談。目次をさっと見て、「進歩の終わりの時代」という言葉が目に飛び込んできて購入。個人的に、「進歩」「効率化」「成長」という言葉に代わるキーワードを求めているのである。

クリス・アンダーソン「フリー」

「無料」がキーワードであるらしい。著者は「ワイヤード」編集長。少し前に「ロングテール」という言葉を発信した人。無料の人気サービスが有料になった途端、利用者が離れてしまい、広告も売れなくなった…みたいな話は無数にある。無料/有料の壁を 多くの…

内田和成「異業種競争戦略」

業界というものがある。家電業界、銀行業界、旅行業界…。どの業界でも競争相手は同業他社であった。SONYのライバルは、パナソニック、トヨタのライバルは日産、JTBのライバルは近畿ツーリスト、三越のライバルは伊勢丹…。しかし、最近、そのルールが通用…