2010-03-05から1日間の記事一覧

ローレン・アイズリー「星投げびと--コスタベルの浜辺から」

たしか東京駅前の八重洲ブックセンターだったと思う。仕事を終え、大阪に帰る新幹線の出発までの時間を、本のタイトルを眺めながら過ごそうとしていた。目に飛び込んできたのがこのタイトル。「星投げびと」すぐ手に取って、ぱらぱらと中身を見て、そのまま…

久坂部 羊「廃用身」

海堂 尊の「チームバチスタの栄光」で味をしめ、医療ミステリーを探していてこの本に遭遇。グッチ先生と白鳥のおなじみコンビが活躍するノリの良いミステリーを期待していたのが、いきなり冷水を浴びせられたような問題作だった。ミステリーですらなかった。…